心の病

こんばんは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

独りになりたいといった私に、彼は心療内科の受診をして欲しいと言いました。

 

仕事のストレスで心が疲れているんだよ。

 

そんな風に考えるんだ。

本当に驚いたというかあきれたというか、私が『離婚を考え始めた』と言い出したのはどうしてなのかと、彼は一生懸命に理由を探しています。

 

いやいや、私はそんなハードワークじゃないし(心の声)

 

わかりました。予約をお願いします。

 

お相手の言ったことを否定しない、責めない。お相手のニーズに沿って行動し、納得してもらわないといけないのです。

確かにこの場面で「私は病気じゃないし!」と言っても口論になるだけで、話が前に進みません。

 

約1か月後、彼が予約した心療内科の病院に行きました。

(皮肉にも、久しぶりに2人でお出かけ)

いっそのこと、病院の先生にお願いして彼と生活していることがストレスの原因ですと診断書を書いてもらおうか、そうすれば、離婚とまではいかなくても別居することが出来るのでは⁈とまで思いましたが、さすがに思いとどまりました。

 

病院の先生に「少し疲れていらっしゃるようですが、心の病気とまでは思いませんし、特に治療や投薬も必要ないですね。」と言われて、彼はそうかそうか、良かった良かったと満足げな表情をしておりました。

 

あー、ようやくひとつ片付いた。長い道のりだぁ・・・。

理由探し

こんにちは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

離婚を考え始めた。と伝えた私に、意味が分からないと返した彼。

 

もっと具体的にどうして欲しいのか言ってくれないとわからない。

俺の何が気に入らないんだ。

 

「離婚=何か特別な理由(浮気・借金・ギャンブル等)があるから」

 彼の中にはそんな考えがあるようでした。

 

私が伝える事は以前と同じ、今まで家事・子育て・仕事を必死でこなしてきて、子供の手が離れて緊張の糸が切れてしまった。

あなたとのこれからも一緒にいたいとは思えなくなったと。

あなたと一緒にいるとつらい。

 

どうすればつらくなくなるのか?家事を手伝えばいいのか?

 

彼はTHE 昭和男子なので、炊事・洗濯・掃除は結婚当初より全くしたことがありません。

逆に言うと、私もTHE 昭和女子なので家事を手伝ってと言ったことはありません。

ちょっと手伝ってくれたらいいのにな、と思ったことももちろんありますし、手伝ってと言えば、彼もおそらく嫌とは言わなかったでしょう。

それに加えて、義父母に何を言われるかわからないという気持ちもあったのも事実です。

 

では、今家事を分担すれば、私のつらい気持ちは軽減されるのか?

 

そうじゃないんだってばー!(心の声)

 

『独りになりたい。』

再度、こういった私に想像もしなかった返事がきました。

 

『心の病気だな。病院を探すから行ってくれ。』

迷ってる

こんにちは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

「これからの人生を想像したら、離婚した方が良いのかなと考え始めたんだけど、あなたはどう思う?」

2回目の話し合いの時に、私は彼にこう伝えました。

(㊟別居中『サンカク1』中ですが、「夫」と書くのが気持ち的につらくなってきたので、今後、「彼」とさせていただきます。)

 

「ちょっと聞いてみるんだけど・・・。」と、最初に彼に話を持ち掛ける前から、『離婚する』と私の気持ちは決まっていました。

しかし、いきなり「離婚したい」と直球を投げては、相手の怒りを買うだけです。

 

考え始めただけでまだ決めてない、迷っている、あなたの考えが聞きたいの・・・。

私は今の生活がつらいと感じている。

でもそれは、あなたも私も悪くない、考え方が合わないだけ。

長年そうやって生活してきてしまったから、今更お互い歩み寄るということをしようとは思わない。

 

これに対する彼の答えはこうでした。

 

「意味がわからない。」

幸せはどこにある?

こんにちは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

「私、離婚した方がいいのかな?」

   ↓

「私が幸せになるためには、離婚した方がいいのかな?」

 

こんな風に考える方が、答えが早く見つかるのかも⁈

 

私は長い間、「何となく嫌だな。でも、自分がちょっと我慢すれば何とかなるから。」と思いながら日々、過ごしてしまった結果、それが当たり前になってしまって、「自分の嫌なこと」にばかりとらわれて、「自分の幸せ」について考えるということを全くしてこなかったのかもしれない。

 

円満離婚アドバイザーの方との話し合いで気付いたのは、自分が今後、どんな生活をしたら幸せなのかを考えたうえで、離婚する・離婚しないを自分自身で決断できれば、どちらを選んだとしても幸せになることが出来るということ。

 

自分の幸せとは他人に与えてもらうものではなく、自分で見つける、つまりは自分の中にしかないのですね。

 

心の支え

こんにちは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

夫と最初の話し合いの数日後、アドバイザーの方にどのような話をしたのかを聞いてもらいました。

そして次はどの様な話をするか、アドバイスしていただきます。

円満離婚の実現に向けて、これを繰り返していくのです。

 

今回、私は上手に話が出来たとは思えず、正直言って落ち込んで自信をなくしていました。

そんな私をメンタル面からも支えてくれるのが、アドバイザーの方の存在でした。

おそらく自分一人では、夫との話し合いの進め方もわからず、やっぱり離婚なんて無理!と早々に諦めていたと思います。

 

「勇気を出して、話し合いを始めましたね。」

「お相手を怒らせずに話すことが出来ましたね。」と褒められたことが、嬉しかった❤️

 

大人になって褒められることなんてまずありませんし、小学生の様な感覚ですが、『やればきっと結果はついてくる。』『諦めなければ、必ず離婚することが出来る。』という自信になりました。

気持ちを伝える

こんばんは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。


「ねえ、ちょっと聞いてみるんだけど・・・。」

こう切り出した時点で、口から心臓が飛び出しそうでした。

 

円満離婚アドバイザーの方から、夫と話をする際に、以下の3点に気を付けるよう、アドバイスをしていただきました。

 

①お相手の言ったことに対して⁈と思っても、否定しない。

 ⇒あなたはそんな風に考えているのね。

②お相手に対して、不満に思っていることを責めない。

 ⇒どちらかが悪いのではない。あなたと私の考え方が違うから合わないだけだよ。

③お相手はどうしたいと思っているのかをきちんと確認する。

 ⇒それを聞いた上で、私ももう一度どうしたいのか、よく考えてみるね。

 

(私が夫に伝えたこと)

・定年退職が身近になってきたが、今後わたしとどのように生活したいのか。

・私はこれまで、家事・育児・仕事を頑張ってきた。しかし、子供の手が離れたことで緊張の糸が切れてしまい、あなたと一緒にいるのがつらい。一人になりたい。

 

(夫の答え)

・定年後もフルタイムではないが仕事をする予定。

・つらいのは職場で嫌なことでもあったのではないのか。

 

私のつらい気持ちの原因が夫であるとは、これっぽっちも思っていないようで、ますます、この人と死ぬまで一緒はありえないなと感じてしまいました。

 

こうやって離婚に向かっての第一歩を踏み出しましたが、本当に離婚出来るのかしら?という不安な気持ちともう一緒にいるのは限界だあ!という気持ちが私の中でぐるぐる回っていました。

 

 

円満離婚に向かって第一歩

こんにちは。『サンカク1』生活をしている『ちさと』です。

 

『夫と離婚する。』

 

私の心は決まりましたが、これからが大変です。

夫に離婚したいと伝えて、同意を得る。

「あなたと一緒にいるとつらいから、離婚したいんだけど。」「うん、いいよ。」

そんな簡単な訳ないよなあ。

 

『円満離婚』🟰もめない離婚を実現するために、相手を怒らせないように話し合いをしていく必要があります。

そもそも、ここ数年(もっとかな?)、必要最低限の会話しかしていないのだから、話しかけること自体がハードルが高いと感じました。

 

夫は離婚の『り』の字も頭にないであろうと予想して、まずは、これからの人生をどのように過ごす予定でいるのかを聞いてみることからスタートです。

 

「ねえ、ちょっと聞いてみるんだけど・・・。」

 

勇気を振り絞って、この言葉から始めるのに、1週間もかかりました。